お酒と泥酔と加害のわりと真面目な話
お酒を飲み過ぎたからって、泥酔しているからって、
加害されて良いなんてこと、決して決してないんだ。
ってお話です。
酔っているほうも悪い
ついていったほうも悪い
遅い時間に歩いていたのが悪い
そんな格好をしていたのが悪い
違う!
加害したやつが悪い!
自衛は大事だけど悪いのは加害したやつのみ。
被害者に向かって【ああすれば良かったこうすれば良かった】言うのは無し。
もしもどうしても他人に自衛をうながしたかったら
加害者を10責めてから被害を受けそうな人間に1注意するくらいでいいと思う。
もし、体調の関係でいつもは酔わない量で泥酔したら?
もし、どうしても断れない相手から酒を勧められて酔ってしまったら?
もし、酒を覚えたてで自分の適量がわからず昏睡してしまう若者がいたら?
もし、どうしても人通りの少ない暗い道を歩かなくてはならなくなったら?
もし、信頼している人が豹変したら?
もし、は誰にでもおこる。
あなたにも、私にも、大事な誰かにも。
人が安心して暮らせるように人の行動が制限されない為に
加害する人間を、犯人を
おまえが悪いと
おまえだけが悪いと
言える世の中でなければならないと思う。
泥酔して起る事で自業自得なのはゲロを吐くことくらいまで。
殴られたり、性的暴行をされたり、何か盗まれたりすることは
けして自業自得ではありません。
何故ならば、そこに悪意をもつ人間がいるからです。
加害をする人間がいるからです。
犯罪は災害ではありません。
犯罪者を透明化してはならない。