禁酒129 禁酒パクリポエム
紅に染まったこの俺を慰める酒はもうない
もう二度と飲めないこの肝臓
閉ざされた瓶に向かい叫び続ける
食べるまではテンション高かったのに
食べ物の味とともに酒の味を思い出ししんみり。
何でもないような酒が幸せだったと思う。
禁酒と失恋は似ている
かつての幸せが今は苦痛。
ふとした拍子にとてつもない喪失感におそわれる。
酒がないと何もできないわけじゃないと
ヤカンに火にかけたけどお湯割りも飲めない
ほら夜食も作ったもんね、だけど酒が飲めない
酒があるのならどれも思いきり楽しめたのに
飲んでいる時はゲロ吐いたりしたけど
やっと健康を手に入れたぼくはちょっと淋しくなった
会いたくて会いたくて震える…