2021-04-10 禁酒163 ストロングゼロ文学についてのあれこれ 禁酒漫画 前回、ストロング系チューハイについて紹介したので それに関連したお話を。 sukoyakagamo.hateblo.jp ↑一コマ目の人物はプロレタリア文学では もっとも知名度が高い葉山嘉樹氏です。 【セメント樽の中の手紙】という作品がよく 国語の教科書に載っておりやすね。 プロレタリア文学とは、労働者の哀悲をえがいた文学で 1920年代、戦後恐慌の頃、世に多く出ました。 これの現代版と呼ばれるのが ストロングゼロ文学です。 主な発表の場はネット。 全体的におちゃらけた作品が多かったのは事実です。 しかし、 真面目に貧困を語ると ストレートに苦痛をうったえると どこからともなく “自己責任論”の矢が飛んでくる。 笑い、というのは一種の防衛手段のような 気がするのですよ。