すこやか中毒〜いえがものブログ

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禁酒163 ストロングゼロ文学についてのあれこれ

前回、ストロング系チューハイについて紹介したので

それに関連したお話を。

sukoyakagamo.hateblo.jp

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↑一コマ目の人物はプロレタリア文学では

もっとも知名度が高い葉山嘉樹です。

【セメント樽の中の手紙】という作品がよく

国語の教科書に載っておりやすね。

プロレタリア文学とは、労働者の哀悲をえがいた文学で

1920年代、戦後恐慌の頃、世に多く出ました。

これの現代版と呼ばれるのが

ストロングゼロ文学です。

主な発表の場はネット。

全体的におちゃらけた作品が多かったのは事実です。

しかし、

真面目に貧困を語ると

ストレートに苦痛をうったえると

どこからともなく

“自己責任論”の矢が飛んでくる。

笑い、というのは一種の防衛手段のような

気がするのですよ。