禁91 最終回〜父の癌闘病話22
ようやく最終回、十枚くらいで終わる予定が
あれこれ思い出しているうちにこんな長さに
なってしまいました。
この話は最初に書いた通り三年前のことです。
三年前の今頃は入院の準備におわれているころかな?
なんだか随分昔のようにも感じるし
つい最近のようにも感じる
不思議な感覚です。
「俺がとったのは癌だけ」
一瞬父が何言ってるのかわかりませんでした
癌を大腸の一部ごと摘出する手術でしたよ…
(私も詳しいことはわからないのですが
大腸癌は癌がある場所から前後10㎝くらい
余分に切り取るものだそうです)
そういや、父が入院するまでけっこう大変で
癌が見つかる寸前には酔って転んで腰を痛めていたし
(今思うと貧血の症状だったのかも…)
見つかってからは、入院のため今している仕事のケリを早急につけたり
度重なる検査、ポリープの摘出
入院少し前には高熱を出し
手術の頃にはすっかり脱力。
とても自分の病を正確に把握できる状態では
なかったのかもしれません。
病気のことというのはどう描いても
誰かを傷つける可能性がある気がします。
訪れる人の少ない超過疎ブログですが
私が何かに鈍感で
この漫画の何かが
誰かをいやな気持ちにさせてしまう
かもしれません。
ごめんなさい
あやまっても仕方のないことだけど
謝るくらいしかできない。
何を描いていいかわるいか
たぶん私は一生わからないのだろうな
と思います。
あ〜病気なんて滅べばいいのに。
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